金 GOLD〜ゴールド〜
は非常に柔らかく可鍛性があり、1グラムの金で1平方メートルまでのばすことができます。
また熱伝導・電気伝導に優れ、空気に侵食されず、熱や湿気、その他ほとんどの
科学的腐食に対して強い耐性を持つため、様々な用途に使用されてきました。

なによりも、金が放つ輝きは太古の昔より人々を魅了し、古代エジプトのヒエログリフや
旧約聖書にも金についての記述がされています。
古代から現代に至るまでに金は、装飾品や芸術品として、また一時代においては
金の価値が保証され、それを基盤とした金本位制という通貨体系まで築かれました。
金本位制が崩壊した現在もその価値は認められ各国の中央銀行が支払い準備金として
金を保有しています。
20世紀になってからは工業用としても用いられコンピューターや各種計測器、
家電や携帯電話のような身近な物から、スペースシャトルやロケットのエンジン、
半導体のリード線などにも利用されています。
とはいえ、やはり装飾品、ジュエリーとしての利用が歴史が深く馴染み深いのではないでしょうか。

純金を24カラット(K24)または24金として金の含有率によって、その表示が変わります。
また、ヨーロッパやISO規格基準のゴールドでは0から1の千分率で表すこともあります。
18金=0.750(750)など。

ここでは、その純度を24分率で表すカラット法での説明をしていきます。

K24のKはKarat(品位)という意味があります。
K24というのは24分の24が金ということで、つまり純金ということです。
これがK18になると、24分の18、全体の75%が金である合金ということになります。
日本の造幣局ではその純度の品位を
24K,22K,20K,18K,15K,14K,12K,10K,9K,の9種類で区分しています。

なかでもアクセサリー、ジュエリーとしてはK18が一般的ではないでしょうか。
純金のままでは柔らかすぎて、変形・破損などしやすいため、銀や銅などの
割金(わりがね)を混ぜて強くしてから使われます。
この割金の配合比率を変えることにより、地金の色合いを変えてバリエーションを
つけることが出来ます。


カラーバリエーションと割金の配合比率

K18イエローゴールド
銀5:銅5(5分割り)、銀4:銅6(4分6)
わずかな赤みを帯びたイエローゴールド

銀6:銅4(逆4分割り)
わずかな青みを帯びたイエローゴールド

K18レッドゴールド
銀3以下:銅7以上(赤割り)
※これにパラジウムを混ぜたものがピンクゴールド。

K18グリーンゴールド
銀7以上:銅3以下(白割り)
※以上・以下とあるのは割金が銀や銅だけになると加工性に劣り製品が破損しやすく
なる場合もあるので比率を変える場合もあるようです。


K18ホワイトゴールド
ゴールドに25%のパラジウムまたはニッケル。
※脱色効果としてはニッケルの方が強く、鮮明な白色でハードホワイトゴールド、
パラジウムは白色は弱くなるが、柔らかく加工がしやすくソフトホワイトゴールド
と呼ばれる。
ニッケルがアレルギーを起こしやすいため、装身具の材料としては
現在、あまり使われていない。
第一次世界大戦、ロシア革命時のプラチナの生産量の大幅減少により
代替品として開発された合金。
日本語の「白金」はプラチナのことを指し、ホワイトゴールドではない。



以上に挙げた割金の配合比率も厳密な決まりはなく、ある程度の目安としての
比率です。
各社・各ブランドが独自に細かな配合比率を持っており、最近では
金に鉄を加えたブルーゴールドや、アルミニウムを加えたパープルゴールドなど、
めずらしい色もチラホラと見かけるようになりました。
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